ソーシャルワークに特化した事業所準備への一歩

昨日、ブログを久しぶりに書こうと思ったら、

まさかののサーバーへのアクセスの問題で入力できず、涙涙…

そこを救済してくれたのが、頼りになる次男!

遠い島国にいるにもかかわらず、懇切丁寧に助言してくれて、

なんとか昨夜、復活!安心しました。

まず書きたかったのは、

ソーシャルワークに特化した個人事業主として

創業にむけた具体的な道筋がちょっとだけ、見えてきたこと。

8月7日の午後、創業塾が最終回(8回目)を迎えました

当然これまでの学びの集大成として、

これから目指す事業について、商工会議所や日本政策金融公庫の方々を

前にしてプレゼンテーション

持ち時間は5分程度。

方法はPowerPointでもいいし、紙芝居方式のプレゼンでもよし

私はPowerPointにしました

項目は下記のように指定されました

 ①名前、②事業名、③顧客、④サービス・商品、

 ⑤価値提供・感動、⑥他に負けない点、⑦価格

 ⑧場所、⑨広告・宣伝、⑩売上目標(事業の見通し)

私以外のほかの方はどんな事業を目指しておられるかというと、

美容師、ケーキ屋、森のパン屋、フラワーショップ、

割烹、などなど。。。

そのほかにも面白い視点での起業も盛りだくさん!

そんな中で、私は「相談支援」に特化した事業所

見えないサービス(商品)をどのように宣伝し、

何に価値をおくのか

ターゲットとなる顧客は、どのエリアを想定するか

ここまではなんとなく作成できる

でも、相談にかかる料金の設定、売り上げ目標は

なんとも難しい項目

特に価格設定

無料相談ではなく、専門家が相談に対応することでの対価

これまで、障害年金の相談をうけていた

大切な社会制度であり、障がいはもとより、

がんによる生活の不自由さから申請することもあった

体力が低下するなかでも、なんとか一緒に申立書の下書きを作成し、

体調の良いときに清書をされ、障害年金を申請した

受給が決定した時には、「私の大切なお金になりました」と

喜んでいただいたこともあった。

障害年金の申立書をソーシャルワーカーと一緒に何時間もかけて作成しても

相談にかかる費用は無料。

でも社会保険労務士さんに依頼すると1時間1万ぐらいかかると

いわれている。

悩ましいけど、相談支援にかかる価格は設定してもいいと思う。

話がそれましたが、

全員のプレゼンをしっかり聴いて、

各自がコメント表に記載して回収された。

コメント表には、

良い点、改善が必要な点、考えられるアイディアを記載

講師からのフィードバックは、

「見えないサービスに対して、”こんなことをしてもらってよかった”という

事例や声をまとめて、PRしてはどうか」

「住民よりも、むしろ企業にニーズがあるかもしれない」

「看護師と社会福祉士のライセンスを活用してほしい」

と助言していただいた。

で、そのあと、個人面談!

面談していただいたのは、「中小企業庁 島根県よろず支援拠点」の方

私のプレゼンを聞いていただいたうえで、

ご自身の経験も踏まえて具体的なお話を伺った

私の疑問その1

Q.

合同会社とするか、一般の個人とするか?

→これは、当分の間は個人で初めてはどうか

たしかに合同会社として法人格をもてば

節税のメリットはある

でも、様子をみてもよいのでは

税務署で青色申告の手続きをすれば簡単にスタートできる

私が想定している9月末にはできそう

むしろ、短期プラン、長期プランを立てることも助言もあった

疑問その2

Q.どうやって、個人との相談支援を展開するか

それは現実的なことだろうか?

→一言で言って、個人の相談というよりも

今のように、行政や各種団体などさまざまな依頼に基づいて

非常勤のような立場で動くのはどうか

なかなか個人の相談ですぐに収益を求めることは難しい

ゆくゆくは、営業をしなくてもお金がっ入ってくるような営業

なるほど、還暦を迎えた今

24時間365日体制で、がちがちな相談支援事業所はきっと無理。

そうだったら、年間契約ができたり、複数の機関を兼務するような

方法を提案された。

なるほど。

Q.今、私がしなければならないことは?

→銀行口座は個人用と事業用をわけること

そして、税務署へ青色申告をする方針で書類を整理すること

執筆をした印税、講師への報酬などを事業用の口座に振り込んでもらい

きちんと帳簿をわけることは大事らしい

そういえば、簿記の講義でもその点は押さえられていた

つまり、ソーシャルワーカーが個人事業主として開業するためには

年齢や地域性、これまでの業務との関係などありそう

障がいの相談支援事業所から独立されたソーシャルワーカーは

そのまま利用者さんが一緒についてこられるものね

私はそれはない。

あるのは、人脈。

人が人へつなぐ、顔の見えるネットワークかな

まだまだ、開業への道は漠然としていますが、

9月28日の開業をめざします

(私たち夫婦のアニバーサリー)