「さくらのつどい」近づく…

すんなりとは行かなかった「さくらのつどい」までの道

こんにちは。今日は午後から久しぶりの雨ですね

これまで病院のソーシャルワーカー(MSW)として働いていた経験から、

私の住む地区の皆さんが、賢い意思決定ができるために、

何かお役にたてないかとずっーと考えていました。

1月ごろだったかな、お世話になっていたケアマネジャーとジョイフルでひさしぶりにお茶。

退職後、何をしたらいいですかね

そうね、コミュニティセンターで「よろず相談会」とかはどうかな?

そうですね、私は”相談支援”がしたいんですよ

いろいろなお困りごと、どこに相談していいかわからないこと

きっといろいろとありそうですよね

そうよ、私も地区で相談会してると、

介護のことはもとより、近所とのかかわり方とか…

そうか、いいヒントをもらいました。やってみます!

その帰り道、地区コミュニティセンターへ直行

コミセンの方へ、

「あの、突然ですが、

コミセンの中に、いろいろな相談をできる暮らしの相談室を作って

月1回程度開催したいですが、どうでしょうかね?

他地区はやっておられるみたいですけど」

「そうですね、いいかもしれないですね・・・」

この点点々・・・

このマが、いろいろと物語っていたかもしれない

「社会福祉協議会の会長さんとかに相談してみないと、

どうなるでしょうかね・・・

これまでに、そういうことはしてないので・・・」

後日、会長、副会長に趣旨説明をしてくださいと連絡がはいり、

「暮らしの相談室」

気合いをいれすぎず、パワポの4分割、A4表裏の資料を用意して、いざ!

しかし、話をしていて、「こりゃ、だめだな」と実感

「いいことかもしれんけど」

「相談って、他人に相談に来たことがわかると案外嫌がられるかも」とネガティブな感じ

そうですね、ご検討のほど、お願いしますと、にこやかに退散。。

数日後、会長さんから連絡

「みなさんと相談しましたが・・・、やはりなんとも・・・、今はまだ・・・」

やはり、撃沈!!!

うーん、時期をまつか

またまた後日。今度はコミュニティセンター長から直々に連絡

何だろう?

「相談室はダメだったみたいだけど、せっかくなので、

何か住民に役立つセミナーとか学習会を企画してみてはどうだろうか

まずはその講師をお願いできないだろうか」

まあ、なんと!

そうすると案外、地区のなかでの知名度があがるかも!

私が講師として話ができそうなことって?

・医者にかかるときの心得(NPOコムルさんからのヒント)

・入院と言われたら?、退院と言われたら?

・医療とお金のこと

・病院の機能分化つまり、病院にはそれぞれ役割がある

・アドバンス・ケア・プランニングって何

・がん検診をうけてますか?車検は義務だよ

・介護保険を申請しようと思う時

・在宅療養を支えるための心得  など

1週間後に

「さくら塾」12項目をもっていくと、

「医者にかかるときの心得」にクリーンヒット!!

ピッチャーの横をするりと抜けて、センター前に球が飛んだ感じ

カープの菊池くんでも取れなかったかも

「これ、行きましょう!

市の自主企画事業として申請しましょう

年間3回にわけて開催、コロナ感染予防として定員15名、講師謝金ありでどうですか」

うれしーーーい。やっと念願かなう。

セミナーの名称は「知って安心 さくらのつどい」で決定

副題は、~ゆとりある暮らしと健康~と、いろいろなことをふくんで。

善は急げ、NPOのコムルCOMLへ電話

超多忙の山口理事長が、ちょうど事務局にいらした

前年度に私たちが主催した研修会でお目にかかったことをつたえ、

住民の方に小冊子を利用して学習会を開催したいことをつたえ、

「いいですよ、趣旨はわかりました。本来ならば私が行きたいところですが、

コロナでもあるし、頑張ってください」と了承をいただいた

「さくらのつどい」のパンフレットを全戸配布

パンフレットを作成するって、結構気を使いますよね

小さな字にならず、簡潔明瞭に

なにより、行ってみようかなと思ってもらえるレイアウトは何か?

なかなかよいアドバイスを知人からいただきました

対象を明確にする!

□かかりつけ医の前で緊張して言い出せなかった方

□高齢の親の受診に久しぶりに同伴することになった方

□質問するはずだったのに忘れてかえってしまった方

こういう項目を入れると、

「そういえば、私も」「この前の受診はそうだった」など

あるあるで、興味をもっていただくことになるらしい

それと、講師の写真はマスト!

ちょっと恥ずかしいけど、

どんな人がしゃべるかわからないよりも

にこやかな画像を載せたほうがいいらしい

まあ、それなりにやさしい雰囲気を漂わせる画像をセレクト

いよいよ、全戸配布!

うちにも来た。それも2色刷り、よかった

定員15名、ちゃんと来てもらえるかな

センター長から電話

「個人的にいろいろな人に声をかけておられますか?」

えっ、やっぱりだれも申込がないってこと?

「15名定員ですけど、すでに12名の申し込みがあるし、3名保留でしてね

あなたが個人的に声をかけておられるとまた人数がふえてしまうので

心配してましてね」

私は誰一人、声をかけてない。だってはずかしいし

そんなに申し込んでくださったですね。ありがたい

今日現在、18名の申し込み。

開催まであと9日

”第1回目は何としても成功しなければ!”とついつい思うけど

そういう考え方ではいつも空回りすることも経験してきた

”なるようにしかならない”

そして、”参加してくださった方と一緒に作っていこう”

今までの経験でもそうだった

20数名が参加するようなカンファレンスの司会進行は緊張する、気合を入れすぎる

でも、みんなに助けてもらいながらやっていこうと思えば

いつもなんとかなる

「さくらのつどい」に参加してくださるみなさんと一緒に、

いい時間を作っていこう